マンションにお住いの皆さんは、ご自宅がいくらで売れるかわかりますか?
辞令の内示が出てから約3週間。
3ヶ月先の転勤ですが、3年前に購入したマンションをどうするか一番悩んでいます。
売ったらいくらになるのだろう?
これを知らずして何も行動はできませんね。
「マンション 売却」でググルと死ぬほどでてきます。
わかってはいますが、既に面倒な臭いがプンプンしてきました。
マンションの相場を調べる方法
個人情報はできる限りギリギリまで放出したくないので、最小限の登録で目安となる価格が知りたい。
複数業者に一括して見積るなどサイトが多くありますが、正直ビビります。
その手のサイトは、登録した瞬間に電話の嵐があるので現段階、しかもマンションのようなケースでは敬遠してしまいます。
ネットを徘徊しているとこんなサイトを発見しました。
>>マンション相場がわかる不動産サイト【ふじたろう】
このサービスかなり魅力的で、私にはビンゴでした。
メールと対象マンション(建物のみ)を指定するだけで、ものの5分で自宅の相場がわかります。
住所、電話番号、氏名がまったく不要で匿名性が最高のため、気楽です。
会員登録から相場の調べ方
会員登録
会員登録自体は無料!
登録に必要なのは、2つだけ。
- メールアドレス
- どのマンションか
メールアドレスはフリーでも大丈夫です。
地図からマンションを探す
マンションは、地図や住所から建物を特定します。
さすがに相場を知るのにこれは仕方ないですよね。
以下のように周辺の相場もヒートマップ(赤が高い、青が安い)も見れて楽しい♪。
部屋番号まで特定しないので最悪情報が洩れてもマンションまでしか特定できません。
周辺のマンションをクリックして見るだけで相場はわかります。
私のマンションを査定してみる
自宅マンションの概要
私が現在住んでいるのは、3年前に3,850万円で購入した新築マンションです。
愛知県名古屋市瑞穂区に駅から7分。3LDKで75㎡南向きの3階です。
名古屋市内で人気学区、駅からそこそこ近い物件として探したつもりの分譲マンションです。
自宅マンションの査定価格
早速、「ふじたろう」で査定してみると、
現在相場が3,371万円、1年後の予想が3,138万円~3,610万円という結果が。
相場では購入時の87%。
なんだろ、良いのか悪いのか素人にはいまいちピンとこないですね。
相場から高いか安いか判断する
素人には判断が難しいので、目安として私の場合は家賃に換算する方法を考えました。
自宅を賃貸したと仮定して毎月いくらなのか算出して判断するのです。
私の例では、購入時と売却(相場)の差額が479万円。
3年と3ヶ月の居住なので、月数39ヶ月で割ると、家賃12万円。
私の近辺だと類似物件は15万円程度なので30%程安いことがわかります。
(適当な不動産屋サイトで周辺を調べてみるとわかります)
おっ。
結構いい値段で売れるじゃん!
って感じでわかります。
喜んでいると実際はもっと安くなるかもしれませんね。
あくまで参考です。
周辺のエリア情報
マンションを買うときや、引越しの際もこのサイト役立ちます。
治安や、公園などの公共施設数、医療関係の施設数、育児・教育など各指標が数値でポイント制で見ることができます。
小さい子供がいると公園は助かるし、治安の情報は調べるのが面倒です。
希望しては、スーパーなどのお買い物の便利指数がほしいですねぇ。
実態価格と販売実績との乖離率
このサイトかなり親切です。
相場はコンピュータが大量のデータ(はやりのビックデータ)ではじき出していますが、相場と、実際の売買は当然差があります。
通常はそんなことを公開しませんが、なんと差である乖離率を公開してくれています。
私のマンションの場合では、乖離率は7.7%以内とのことです。
我が家は相場で3,371万円なので、3,246万円~3,631万円が適正価格だということです。
マンションを売るのに公平な視点で相場がわかるのは実際売るにあたって大変心強いものです。
この範囲売れば売却できる可能性がグンと上がるということですね。
また、他の不動産屋と話をする時に2,500万円と言われたらその不動産屋は相手にしないでおけばよいです。
まとめ
物を売るときは、知識や交渉力も当然必要ですが、一番大事なのは情報です。
マンションの場合では、売主をだまして不動産屋が買い取ることは難しいです。
きちんと法律で守られているからです。
ところが、価格は極端な値段でない限りは、売主と不動産屋さんとの合意で決めることなので法律でも決めることはできません。
なので私たち個人がマンションを売る際に一番重要なのは、適正価格を知っておくことです。
今回紹介したサイトは、特に初期段階で匿名性が守れるので、気楽に使えました。
皆さんんもまずは、第一段階として「相場を知っている」という武器を身につけて挑みましょう。