私はカラオケが大嫌いです。
カラオケも下火にはなってきましたが、それでも年何回かは会社関係の二次会などでご丁寧に店が予約されていたりします。
嫌いな理由は歌が下手だからです。これに尽きます。
笑いが取れるぐらいに下手であればどうにかすることはできます。
しかし、私の場合はイジりようがないレベルでの下手さです。
毎回何とか歌わずに済まそうと、呼吸を止めて存在を消し去ろうと必死の努力をしますがバレます。
「お前、歌入ってないじゃないか！」と恐怖の一言を浴びせられ、とりあえずリモコンをいじりながら隣の席のヤツにまわして１回はやり過ごします。
すると、大体監視している輩がいて、「入れてないだろ！」と追い打ちをかけられます。
ほっといてくれよ！
お前は店の回し者か？！幹事か？！
と大抵そういうヤツは推定するに、自分自身もあまりカラオケが好きではないと思う。
散々歌えコールを浴びせて仕方なしに歌うと出だしからいきなりボックス内が静まり返る。
わずかに１名、前の人の歌の流れで手拍子してくれるかどうかです。
そんな手拍子もやめるタイミングを見計らってるのがヒシヒシと伝わってきます。
嫌だというのに歌わせておいてあとは知らん顔して放置かい！
歌いたいヤツが歌えばいいのに何だよカラオケって！
といいつつ、通勤時の車の中では大声で練習してますわ。
歌い終わると「お～」と意味わからない締めがあったり、ひどい場合は拍手数名です。
だーかーらー、歌われても困るなら歌わせるなぁ～！！
小学校時代に、学校で替え歌が流行っていました。
まぁ、下品な替え歌なので当然先生が禁止令を出したのですがやむことはありません。
そこでとられた対策が、ホームルームの時に該当者が呼び出され、全員の前でその替え歌を大きな声で歌うという罰でした。
私も友達にチクられて歌わされた口で、その時の悪夢がカラオケを歌うときに未だよぎります。
カラオケのような盛り上がりも、酒の勢いも、音楽もなくあかぺらで地獄です。
こんなトラウマもカラオケ嫌いを助長しているのかもしれません。
カラオケにいるときの雰囲気は結構好きなんですがね。
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